クマ取り費用や施術方法、クマの種類について解説
寝不足でもないのに疲れた顔に見えてしまう「クマ」。
この記事では
-
- クマの種類と原因
- 施術方法と費用相場
少しでも皆様の参考になれば嬉いです。
目次
クマの種類や原因・おすすめの治療方法
ここではクマの種類を紹介します。各クマの原因や効果がある治療法もあわせて解説するので、自分のクマの特徴を理解しましょう。
黒クマ
黒クマは、目の下に黒い影が目立つタイプのクマ。主に加齢によるたるみなどが原因です。たるみによってできる影でクマに見えるため、上を向いて鏡を見たときにクマが薄く見える特徴があります。黒クマを治療するには、経結膜脱脂法や脂肪注入がおすすめ。目の下の脂肪である眼窩脂肪をまぶたの裏側から取り除くことで、目の下の影がなくなりクマの改善が期待できます。目の下の脂肪がくぼんでいる場合は、脂肪注入によってふっくらさせて影をなくします。
茶クマ
紫外線や目をこすったときに起こる刺激などにより、主にメラニンの色素沈着が原因で起こるのが茶クマです。肌のくすみやシミと同じような色をしており、目の下を引っ張っても色味に変化はありません。色素沈着の改善が期待できるおすすめの治療方法は、レーザー治療や再生注射。どちらの方法がいいかは医師と相談をしてみましょう。
青クマ
青クマはパソコンやスマホの長時間使用や、寝不足などで血の巡りが悪くなり起こるクマ。血行不良になると還元ヘモグロビンと呼ばれる暗赤青色の血液が増えるため、目の下がぼんやりと青っぽくなると考えられています。目元のマッサージや目元を下側に引っ張ることで薄くなるのが特徴です。青クマを改善するには、再生注射による治療が適しています。再生注射により肌細胞を生み出すことで、皮膚の厚みが正常になり青クマの改善が期待できます。
クマ取りの施術方法や費用の相場
ここでは、クマ取りの主な施術方法を紹介します。費用相場も紹介するので、合わせて参考にしてください。
経結膜脱脂法
経結膜脱脂法は目の下にある眼窩脂肪を除去する施術で、黒クマに効果的です。傷が目立つところに残らず、半永久的な効果を得られるメリットがあります。デメリットは施術後に腫れや内出血などの症状が出ることがあり、ダウンタイムがあること 。1〜2週間ほどで元に戻りますが、施術直後は安静に過ごさなければなりません。費用の相場は、およそ20~40万円。クリニックによっては割引制度で費用を抑えることもできるので、施術を受けるときは要チェックです。
脂肪注入
脂肪注入は経結膜脱脂法と合わせて行なわれることも多い施術で、黒クマに効果的です。目の下のくぼみに脂肪を注入し 、頬上を膨らませてクマを改善。一度の施術で数年単位の効果が期待できるのがメリットです。費用の相場は、約10~40万円です。経結膜脱脂法と一緒に行えば費用を抑えることができる可能性があるため、クリニックに確認してみましょう。
再生注射
再生注射は、目元にヒアルロン酸や成長因子などを注入してクマを改善する施術です。注射だけなので施術にかかる時間も少なく、体への負担が少ないのがメリット。デメリットは効果が永続的ではないため 、再びクマができてしまう可能性があることです。費用の相場は10,000~50,000円ほどになり、ほかのクマ取り施術に比べると求めやすいな価格も魅力。しかし、理想の目元をキープするには継続して治療する必要があるので、その点も考慮して検討しましょう。
レーザー治療
レーザーを照射してメラニンを破壊するレーザー治療は、色素沈着が原因の茶クマに有効な治療方法。肌への負担が少ないので、ダウンタイムが短いのがメリットです。人によっては施術に痛みを感じることがあるため、痛みに弱い人は麻酔ができるか医師に相談してみましょう。レーザー治療の相場は10,000~40,000円程度。複数回の施術を行うケースが多いため、トータルの額を確認してください。
クマ取りをするクリニックの選び方
ここからは、クマ取りをするクリニックを選ぶ時のチェックポイントを紹介します。
豊富な実績があり技術力のある医師が在籍しているか
クマ取りをするクリニックを選ぶには、失敗のリスクを軽減するためにも実績をチェックすることが大切です。実績は公式ホームページで確認できるケースが多いので、参考にしてください。技術力に関しては、症例写真やSNSで口コミをチェックしてみましょう。口コミは実際に施術を行った人の声として参考になりますが、個人の意見なのであくまで参考程度にとらえることをおすすめします。
クマの症状に合った治療メニューがあるか
クマ取り治療を行っても、自分の症状に適した治療方法でなければ消えない場合があります。そのため、クリニックを選ぶときは治療メニューの確認も重要です。クマの種類に合った治療方法は以下を参考にしてください。
クマの症状 | 治療方法 |
黒クマ | 経結膜脱脂法、脂肪注入 |
茶クマ | レーザー治療、再生注射 |
青クマ | 再生注射 |
カウンセリングは無料で行ってくれるクリニックがほとんどなので、複数に足を運んで納得がいくクリニックを選ぶとよいでしょう。
アフターケアの体制が整っているか
クマ取りは、施術方法によっては副作用が起きるリスクを伴います。施術後に肌トラブルが起きたときのことも考えておきましょう。アフターケアの体制が整っていなければ、セルフケアによって悪化したり、病院の受診費用がかかったりする恐れがあるので注意してください。アフターケアが充実しているクリニックを選ぶと、施術後にトラブルが起きてもすぐに対応してもらえます。LINEやメールで24時間相談できるクリニックなら、より不安が少ないでしょう。
クマ取りのダウンタイム
施術後のダウンタイムは施術方法によって異なります。以下を目安にしてください。
経結膜脱脂法のダウンタイム
経結膜脱脂法の施術後のダウンタイムは、1~2週間ほどです。痛みや腫れが出る場合があり、徐々に症状は落ち着いていきます。クリニックによっては施術後に痛み止めの処方があります。内出血が起きることもあるので、施術後はゆっくり休めるようにスケジュールを調整しておいたほうがいいでしょう。メイクは翌日から可能です。
脂肪注入のダウンタイム
脂肪注入を経結膜脱脂法と組み合わせた場合、ダウンタイム期間は2週間ほどです。脂肪注入のみであれば、ダウンタイム期間は短くなります。ダウンタイム期間中は熱感や腫れなどの症状が表れる可能性がありますが、施術後数日で落ち着くことがほとんどです。メイクは翌日から行えます。
再生注射のダウンタイム
腫れや痛み・内出血など、ダウンタイム症状はほとんどありません。数日程度で自然な状態に落ち着くため、日常生活に支障が出ることもないでしょう。施術後のメイクは可能ですが、アイメイクは翌日まで控えてください。
レーザー治療のダウンタイム
レーザー治療の場合、ダウンタイムはほとんどありませんが、内出血が起こることもあります。3日~1週間ほどで落ち着くため、日常生活に支障が出ることはありません。メイクは施術後すぐにできますが、アイメイクは翌日以降に行いましょう。
クマ取りに関するよくある質問
クマ取りに関してよくある質問とその回答を紹介します。
クマ取り施術は痛い?多くのクリニックでは施術に麻酔を利用するため、施術中に強い痛みを感じることはありません。
しかし、必ず麻酔を使用するとは言い切れないので、痛みが不安な人はカウンセリングで医師に相談しておきましょう。
クマ取り施術後はすぐにメイクができる?治療方法によっては施術当日からメイクはできますが、施術箇所には避けたほうがよいでしょう。
経結膜脱脂法では1週間ほどアイメイクができない場合もあるので、カウンセリング時に医師に確認してください。
クマ取りが失敗するリスクはある?症状に合った治療方法を選ばないと、クマの改善が見られない場合があります。
また、経結膜脱脂法はやりすぎてしまうと凸凹が目立ち、クマが悪化する恐れがあるので注意が必要です。
施術後に気をつけることはある?施術後は患部を冷やすと、腫れや赤みが治まりやすくなります。
血行がよくなる行動はダウンタイムの症状が長引く可能性があるので、運動・飲酒・入浴は避けるようにしましょう。
クマはマッサージでも改善される?青クマの場合は血流が促進されるとクマが改善するため、マッサージは効果的な方法 です。しかし、すぐに効果が表れるとは限りません。茶クマや黒クマはマッサージで悪化する可能性があるので、セルフケアはやめておきましょう。
クマ取り施術はどのくらいかかる?施術のかかる時間は治療方法によって異なります。以下を参考にしてください。
治療方法 | 目安となる施術時間 |
経結膜脱脂法 | 約20~60分 |
脂肪注入 | 約20~60分 |
再生注射 | 約5~10分 |
レーザー治療 | 約10~40分 |
まとめ
クマには複数の種類があるため、症状に合った治療を選ぶことが大切です。カウンセリングでじっくりと医師に相談してください。施術方法によっては費用が高額になるので、決めるときは慎重に考えましょう。どこのクリニックに行けばいいかわからないときは、本記事で紹介した選び方のチェックポイントやおすすめクリニックをぜひ参考にしてくださいね。