現在では、二重整形術にもさまざまな種類があります。この記事では二重術の自然癒着法に関して解説していきます。

湘南美容クリニックの自然癒着法
sbc2画像出典:公式サイト

自然癒着法とは、一言でいうと埋没法と切開法の良い所取りをしたメニューです。

二重まぶたの仕組みを、心臓血管外科用に開発された極細の医療用糸で再現し、二重を形成します。加えてまぶたをほんの数ミリ程度切開し、余分な脂肪や筋肉を除去をすることですっきり・パッチリとしたまぶたに仕上げます。

この時、切開部分が治癒する過程で組織の癒着が起きます。この作用を利用することで、糸で留める埋没法を単独で行うよりも、二重のラインが維持されやすくなりより長持ちします

sbc1
出典:湘南美容クリニック

自然癒着法で二重形成を受けるメリット

自然癒着法を選ぶメリットには次のようなものがあげられます。

持続力の高さ

まぶたの裏の皮ふ組織と筋肉のあいだの部分を自然癒着させることで二重のラインをつくる自然癒着法。文字通り“癒着”させるので、埋没法のように糸がゆるんだり取れてしまったりするリスクが少なく、半永久的な二重を手に入れられるのは大きなメリットです。

切開ラインのようなくっきり二重をデザインできる

点で留める埋没法よりも二重幅を広く取りやすく、埋没法では難しかった平行二重も作りやすいなど、デザインの自由度が高いのも自然癒着法の特徴です。

また、まぶたが厚ぼったく、「埋没法ではきれいな二重ラインがつくれない」「埋没法を受けたけれどすぐに戻ってしまった」という人でも、自然癒着法でまぶたに穴をあける際に合わせてまぶたの脂肪を除去することで、重たいまぶたを解消しながらしっかりとした二重ラインをつくることができます。

切開しないので傷跡がなくダウンタイムも短め

自然癒着法の場合、切開法のようにメスを使う施術ではないため傷跡が残らずダウンタイムも短めです。術後一週間程度は腫れや赤みが出ますが、ダウンタイムは埋没法と同程度と回復が早いのが特徴です。

自然癒着法で二重形成を受けるデメリット

埋没法よりも持続力が高く、切開法よりもダウンタイムが短い自然癒着法ですが、次のようなデメリットがあることも覚えておきましょう。

“絶対にとれない”施術ではない

埋没法よりもはるかに持続力が高い自然癒着法ですが、かならず一生涯二重をキープできるというわけではありません。目をこする癖がある人や、歳とともにまぶたが下がってきた人のなかには、自然癒着法でつくった二重が戻ってしまうケースがあります。

眼瞼下垂の人には不向き

自然癒着法の場合、まぶたが下がっている眼瞼下垂の人や目のたるみが多い人には適しません。まぶたの皮ふが余っている場合は、切開法での二重術が推奨されます。

日本にはまだまだ執刀医が少ない

自然癒着法は、埋没法や切開法と比べるとまだまだ新しい二重形成術。韓国では人気のある施術ですが、日本国内にはまだまだ対応できるクリニックが少ないのが難点です。

 

どんな人におすすめ?

自然癒着法が向いている人

自然癒着法は、皮膚が薄い方、脂肪があまり多くない方、目を開ける力が弱くない方におすすめです。 こういった方たちは、切開法より簡単に、同様の効果を得ることができます。 また、脂肪が若干あっても、脂肪組織を少し除去することによって、埋没法とは違って、良い結果を得ることができます。

 

ダウンタイムは?

「自然癒着法」のダウンタイムは比較的軽いですが、術後は少なからず痛みや腫れ、むくみ、内出血、ひきつれ感などが起こります。 手術中は目薬の麻酔や局所麻酔を使用しますので、痛みはほとんどありませんが、手術当日から1週間位、内出血や腫れが1週間ほど続くことがあります。

 

まとめ

この記事では、二重の自然癒着法について解説しました。

メリット・デメリットなど、ぜひ皆様の参考になれば幸いです。

美容Blog